10月になりました。朝晩の風が少しひんやりして、秋らしさを感じる季節になりましたね。
空を見上げると、夏とは違う高い空。道を歩けば、どこからか金木犀の香り。季節は、ちゃんと次へ進んでいるようです。
秋といえば、「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」。いろいろな楽しみがあります。でも、何か特別なことをしなくても大丈夫です。
好きな音楽を聴く。気になっていたお店に行ってみる。少し遠回りして帰る。美味しいものをゆっくり味わう。読みたかった本を一ページだけ読む。そんな小さな楽しみでも、一日の中にひとつあるだけで、気持ちが少し豊かになることがあります。
大人になると、「自分の好きなこと」よりも、家族が好きなもの、誰かが喜ぶこと、仕事に必要なこと。そんなことを優先する日が増えていくのかもしれません。
だからこそ、たまには自分に聞いてみませんか。「私は、何が好きだったかな」。昔好きだったこと。最近気になっていること。ずっとやってみたかったこと。
誰かに褒めてもらうためでもなく、役に立つためでもなく、ただ「好きだから」。そんな時間があってもいいのだと思います。自分の心が喜ぶことをひとつ大切にすること。それは、自分自身への小さなプレゼントなのかもしれません。